耕運機 関連 お勧めコーナー |
農機具・農業関連グッズコーナー |
農機具と耕運機
耕運機は、農機具・農業機械という部類に分けられます。
農機具とは、農業用器具の事で、農作業を主体として開発設計されています。
その昔、日本が近代化する以前は、日本民族は農耕民族として生活していたので、農機具という存在は皆の生活と密着していました。
その後、農機具という存在は、近代社会・現代では、農業を営む農家の方たちの専用の道具という位置づけになり、サラリーマンなど一般家庭には、疎遠になりました。
ところが、最近になって、スローライフや家庭菜園のブームが到来し、サラリーマン家庭などでも小さな菜園を持ち、畑を耕したり作物を作ったりするケースも徐々に増えてきています。
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このことは、中国から輸入されている農薬漬け野菜などがマスコミに取り上げられたりした結果、食に関する安全は、自分たちで確保しよう・・・と考える一般家庭の人たちが増えてきていることを表しているのかも知れません。
よって、サラリーマンの家庭でも家庭菜園、自給自足という意識が芽生え、ミニ・小型耕運機はその畑を耕す主役として購入されるようになったようです。
昔は、農業機械として販売されている耕運機は、そのほとんどが高額商品として販売されていました。
しかし、小型耕運機が幅広く普及されるようになってから、農機具本来の性能を維持しながら、各農業機械メーカーから、より小型で安価な耕運機が製造販売されるようになっています。
最近では、ミニ・小型耕運機でユーザーから好評価を得た部分を、プロ用の耕運機に採用しているメーカーも少なくありません。
小さくてコンパクト、簡単な操作、女性でもお年寄りでもラクラク運転、電動なので騒音もなく静か・・・このようなミニ・小型耕耘機は、本来、農業機械なのですが、むしろ最近は簡便さから農機具に近い感覚で扱われるようになり身近な存在になっています。
耕運機とトラクター
耕運機は土を耕す能力を持っていますし、別名:歩行型トラクターとも呼ばれることがあります。
ところで、耕運機と並んで私たちに馴染みがある農業機械といえばトラクターですね。
トラクターの本来の機能は物を牽引することですが、農業用トラクタの場合は、耕起や、田んぼの代掻きなどを行うロータリーなどの作業用の農業機械を牽引したりトレーラーを引いたりするのが主な作業です。
耕運機が普及するにつれ、日本人には耕運機という存在の方が身近になってきていますが、海外ではトラクターの方が主流となっています。
これは耕地面積の狭い日本ではトラクターよりも小回りの効く耕耘機の方が普及しやすい環境にあったことに対し、アメリカや中国、ロシアなど広大な土地で行われる大規模農業では、大型トラクターが普及しています。
日本でも、耕地面積の広い北海道や北陸地方では耕運機よりも大型トラクターの方が需要が大きくなっているケースもあります。
ただ、トラクターというのは幅広い面積を耕地でき、パワフルに作業が出来るメリットがある分だけ、販売される価格もかなり高額です。
・購入するにはかなりの高額。
・収納スペースを広く取る事になり、メンテナンスも大変。
・小さく狭い畑を耕すには小回りが効かないので向かない・・・
そうしたトラクターのデメリットを一気に払拭させ、小さく狭い日本型の農地に適応したた存在が耕運機になります。
耕運機とテーラー
耕運機にはテーラーという言葉がよく用いられています。
テーラーとは英語で「tiller」=耕す人、耕作者、耕運機、耕す用具・・・などの意味があります。ほかにも耕耘機を指し示す言葉でカルチベーター:英語で「cultivator」という呼び方もありますね。
そのため、日本でも各耕運機に○○テーラーとか○○カルチという名称をよく用いるようになってきました。
耕運機とテーラー、カルチベーター、それに管理機などなど同じような機械でも様々な呼び方があるので混乱してしまう方も多いかと思います。
基本的には、
・カルチベータは中耕・除草などを行う機械になります。車輪後方のけたに数本の爪があり、それらの爪が作物の畦間を通過することにより、表土を膨軟にすると同時に除草を行います。トラクターなどで牽引して使う中耕除草機です。
・ティラーとは小型の耕耘機のことで、畑などを耕すための専用機で、車体が小さく、車重も軽くできている。エンジンを載せたフレームにロータリーを連結した歩行型の耕運機のこと。
定義はいろいろあるようですが、現在、カルチベータやティラーなどひっくるめて日本語で「耕運機」として使われているのが現状です。
また。耕運機と管理機の違いも、分かり難いかもしれませんが、管理機とは、畑等で様々な農作業を行うためにいろいろな作業機の連結を前提として設計されている農業機械を言います。もちろん、これには耕うん作業も含まれています。