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耕運機の使い方

耕運機の使い方は、各メーカーによって、また耕運機のタイプによって多少異なります。

 

基本的な流れとしては、エンジンスタートボタンを押し、エンジンを動かす。

 

ある程度回転数が上がって音が落ち着いてきたら、そこで初めて始動させる。

 

これが耕運機を使用する一連の流れとなります。

 

 

耕運機の使い方で注意することは、まず、「なるべくバックギアを使わない」ということです。これは、耕運機を運転しているときでバックギアを使った時が事故が起こりやすいことが理由です。

 

それと「ダッシングに気をつける」ということも大切です。ダッシングも事故の原因の一つです。

 

ホンダの「こまめ」など車輪が付いていない機種の場合には、アタッチメントで運搬用の車輪がありますので、それを付けるようにしましょう。車輪が無いと、車への積み下ろしの際にアルミブリッジの上で暴れて事故になることもありますからね。

 

それと、特に、男性の方は、小さな機械だからといってミニ耕耘機を舐めてかからないことです。力任せにコントロールしようとしたりしないで、危険を感じたら、素直に機械から手を離して逃げることをオススメします。大怪我をした後では取り返しが付きません。

 

耕耘機は、メーカーによっては安全装置が設定されている物もあり、数段階の解除手順を踏んでからでなければ起動しないタイプのものもあります。

 

こうした説明書を見なければ動かせないタイプの耕運機も、最近では増えてきていますので、この点はしっかりと確認しておくようにしましょう。

 

一見すると面倒な仕様に見えますが、近年、耕運機で怪我をするという事故が多発しています。

 

あまりニュースにはなりませんが、事故報告件数としては年々増加していますので、メーカーも安全対策には十分に配慮しています。

 

シンプルな使い方をの耕運機で、なおかつ、安全を確保する装置が設けられている製品を選ぶようにしましょうね。

耕運機の取扱説明書

新しい耕運機を購入すると、取扱説明書が必ず付属されてきます。

 

取扱説明書を見なくても、ある程度は運転できるのが耕運機ではありますが、最近の耕運機には安全装置が幾重にも渡って配備されている事が多いので、ワンタッチ式の物と、複雑な手順を踏む耕運機に二別化されてきています。

 

もし、中古の耕耘機を購入する場合でも、なるべくは取扱説明書が付いているものを選びましょうね。後から、故障などが起こった場合には、この取扱説明書が頼りになります

 

耕運機の取扱説明書には、始動手順だけではなく、メンテナンスの方法なども詳しく記載されているので、書いてある通りにすれば事故などを起こさない限りは、故障も少なく永く使うことが出来るでしょう。

 

単純な使用方法だけではなく、どういったメンテナンス・整備を行う事で事故や故障を防げるようになるのか・・・とっても分かりやすく解説されていますので、必ず一度は目を通しておくようにしましょう。

 

最近の家庭用耕運機には、こうした使い方やメンテナンスの他に、野菜の育て方などをレクチャーしている取扱説明書も増えてきました。

 

耕運機という農機具を利用する事で、農作業が楽になり、可能性が広がり、楽しく農作業したり家庭菜園を営んだりすることも出来ます。

 

こうした一面を覗くだけでも非常に楽しめるようになっていますので、是非一読されてみてください。

耕運機の運転・操作

耕運機の運転・操作は、基本的にシンプルに設計されています。

 

ある程度の違いはありますが、基本的な運転方法・操作方法というのは各社で共通しています。

 

しかし各メーカーによって確実に違う部分というのがあります。

 

それはブレーキと停止方法です。

 

一部のメーカーでは触るだけでブレーキが出来るものと、手を離しただけでストップがかかる仕組みを採用しているものがあります。

 

こうしたメーカー製の耕運機に慣れている場合、他のメーカーの耕運機を使用した際に緊急ブレーキが出来なくなるというケースも実際にありますので、各メーカーから提供されている取扱説明書に必ず目を通しておくようにしましょう。

 

耕運機の運転・操作の基準は、あくまでも前進させるという事が基礎となっています。

 

つまりバックやターンは得意ではないという事ですね。

 

バックギヤを使う際に事故が多発している傾向がありますので、バックギヤはなるべく使用しないようにしましょう。

 

誤った操縦方法は事故の元になりますので注意しておきましょう。

耕運機の事故

耕運機は、誤った操作をすると事故を起こしてしまう可能性があります。

 

物損事故から人身事故まで、事故の内容は実に様々です。

 

耕運機の事故は、大型の物でしか起こり得ないと思っている方もいるかもしれませんが、実は、小型の耕運機、家庭用耕運機での事故が多発しています。

 

一見すると、小さくコンパクトに設計されているので、ミニ耕運機によって、あまり大怪我をするようには見えないのですが、これも、エンジンなどを搭載しているパワフルな立派な農業機械です。「小さいからといって侮らない」という姿勢が必要でしょう。

 

力の強い男性などは、特に、ミニ耕運機を自分の力でコントロールしよう・・・などとは思ってはいけません。危険です。

 

バックギヤの使用の時が、事故の発生が多いと言われています。つまり、バックギヤを使わない・・ということが、安全作業になります。

 

また、ダッシングによる挟まれ事故なども発生する可能性がありますので使っている耕耘機のタイプによっては、注意が必要です。

 

エンジンなどの動力が付いている機械によって刃の部分を回転させて土を耕すという事は、下手すると自分の足を耕したり、正しい服装をしていないと服を巻き込んだりして、お腹を耕してしまった・・・などと、大きな事故を引き起こしてしまう危険な作業であることも認識しておかなければなりません。

 

こうした事故を見越して、耕運機という名称で販売されている以上は、必ず全ての耕運機に保険が適用されています。

 

これは耕運機を購入した時点で強制的に加入される自賠責保険になるのですが、農作業用の任意保険も提供されていますので、こちらも検討していくようにしましょう。

 

事故というのは遭わない事が一番ではありますが、どの運転者・操縦者も好き好んで起こしている物ではありません。
それだけに注意しながら正しい使い方、操縦を心がけていきましょう。